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自社掲載記事REPORT

2005年7月4日 中国新聞掲載


備後発 オンリーワン・ナンバーワン

本社の南約1kmにある3300平方メートルのFAセンター。高さ12メートル、800の棚を持つ保管庫には、 金型材料などに使われる特殊鋼材が並ぶ。材質はサイズ、形状が異なる約700種類の在庫は、 特殊鋼商社で西日本トップ級だ。

建物内では専用クレーンが鋼材を次々と取り出し、無人搬送機で自動切断機へ送る。切断後に再び搬送機で 出荷準備用ラックへ。入庫、受注、切断、仕分けなど出荷準備までの工程を全自動化したラインは業界初だ。
24時間休みなく続く無人作業はどんな注文も3~10分でこなし、有人では難しい抜群の生産安定性を誇る。 午後4時以前の注文は、翌日までに届ける。
金型メーカーの注文は新製品開発や急な設計変更などを背景に、多品種で量の変動が激しい。そのニーズにいかに対応するかが勝負。 納期保証や鋼材の高い加工能力を売り物に取引先の信頼をつかみ、中四国、九州でトップシェアを誇る商社に成長した。

ライン開発に着手したのはバブル期の1990年。木村久男社長(70)は「好況は長続きしないだろう。価格競争になれば手数料でもうける旧来の 商社スタイルは限界」と時代を先読みした。付加価値の高いサービスが必要との判断から、納期と品質の安定を目指した。
「繁忙期には残業では対応できず、納期を1日延ばしてももらうこともあった」。社長の長男で開発責任者である雅昭常務(46)は人海戦術からの 脱却を考えた。仕分け機能のない既製の切断機は、1日で300~500種類にも上る仕分け作業に半日を要するなどの課題があったからだ。
3年後に自社設計、製造は外注した。鋼材の種類を入庫時に判定し管理する装置を導入。人間のミスも排除し、品質安定を図った。96年に稼動した。
商社が手掛けなかった特殊鋼材表面の研磨や穴開けなどの加工分野にも参入した。金型メーカーにとって手間のかかる加工を引き受け、急ぐ仕事もサポート。 取引先は1200社と90年の1.5倍に増えた。木村社長は「顧客の繁栄を追求する良きパートナーでありたい」と力を込める。

【トップから】 木村久男社長

日本経済が右肩上がりで成長していた時代、商社は仕入れた鋼材を切って売るだけで良かった。しかし、景気拡大が見込めず、同業者間の競争が増す現在、 急な注文に素早く対応出来るサービスが強みとなる。コンビニエンスストアは定価販売なのに人気を集めている。いつでも開いていて幅広いサービスが 受けられる利便性があるからだ。企業の利益は、社会や地域に対する貢献度の表れだと考えている。特殊鋼の「コンビニ」として、取引先が喜ぶ 新しい形を追い続けている。


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