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自社掲載記事REPORT

2001年8月30日 山陽新聞掲載


多様な鋼材即納可能に

 福山市南東部の郊外、住宅と工場が入り交じる一角に建つビルに「FUKAE」の赤いロゴ、 敷地内には一本の高い樹木がそびえている。しかし、よく見ると本物では無く、幹は鉄鋼材、 枝と葉はキラキラ光るステンレス製。ビルは、深江特殊鋼は1996年に開設、24時間体制で製品の鋼材を管理する 「FAセンター」(同市曙町)だ。
 社名にもなっている特殊鋼は、自動車は産業機械の部品、船舶のプロペラ軸などに使われる素材で、用途に合わせて 鉄鋼の材質や形状にさまざまな加工を施したもの。同社は64年に特殊鋼の専門商社として創業しrた。
 90年にBTAマシンセンター(同市箕沖町)を開設してからは、オーダーメードによる特殊鋼の加工生産を本格化。 大型の棒材に穴を開けてパイプに仕上がるマシンをはじめ、各種加工機を導入。顧客企業のきめ細かい求めに応じた製品を供給している。
 木村久男社長は「うちの強みはジャスト・イン・タイムの納品」と話す。完成マシンと違い、素材を提供する特殊鋼業界は、取引先からの注文に いかに迅速に対応するかが勝負。このため同社は、独自のシステムとしてFAセンターを開設した。
 同センターには、材質・寸法・形状を自動的に判定、測定する装置や無人搬送機などのロボット設備を導入。約700種類の特殊鋼材の入庫、切断、 仕分け、出庫までコンピュータによる24時間管理を行っている。
 同センターで自動切断した鋼材をBTAマシンセンターで加工する連携プレーで、関西から九州までなら、注文を受けて約3日後には納入できる。 ”即納システム”を確立した。
 木村社長は「深夜でも無人操業することで、納期の一層の短縮につながった」と効果を強調。 同社は、5年前から一連のシステムをプラント(工場)とユートピア(理想郷)をかけあわせた「プラントピア(夢工場)計画」と呼んでいる。
 FAセンターに設置したシンボルの”高木”は、同計画にちなみ「ドリームツリー2000」と名付けられた。同センターは深夜操業でも付近住民に 騒音などの迷惑をかけないよう、防音対策を徹底。鉄製のツリーには「鋼を通じて地域貢献出来る施設に」という同社の願いが込められている。
 プラントピア計画の一環で昨年2月、BTAマシンセンターの隣に、さらに多様な加工オーダーに対応する「テクノメタルセンター」を設備。 同社独自の加工機などを導入した。その成果もあって、最近は九州、関西エリアからの注文を順調に伸ばしている。
 木村社長は「独自のシステムと多彩な鋼材の常時ストックで、顧客の望むものをどこよりも早く提供していきたい」と話している。


バナースペース

深江特殊鋼株式会社

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